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祭壇画
 ゲントの市民ヨース・ヴェイトと妻エリザベト・ポルリュトにより聖バーフ大聖堂のヴェイト礼拝堂に奉納されたもの。
 フランス革命までの間はヴェイト家による私的管理が続けられていた。
 ヨース・ヴェイトは1395年以来市の参事会員をつとめ、1433年市長に選出されている。
 ヨース・ヴェイトと妻の肖像画は、外側の下段両端に描かれている。

内側
上段
 救済の主要人物(左から)
A. カインとアベルの犠牲
B. アベルの殺害
1. アダム 2. 合唱する天使たち 3. 聖母マリア 4. 全能者キリスト 5. 洗礼者聖ヨハネ 6. 奏楽する天使たち 7. イヴ
下 段
仔 羊の礼拝(左から)
8. 正しき裁き人たち 9. キリストの騎士たち 10. 神秘の仔羊 11. 聖隠修士たち 12. 聖クリストフォルスに導か れた聖巡礼者たち
原作は 1934年に盗まれたので、ヤン・ヴァン・デル・ ヴェーケンによる摸作
(左 上)聖職者たち
(左下)旧約
(上) 聖霊と天国のエルサレム
(下)いのちの泉
(右 上)聖女たち
(右下)新約



外側
上 段
救済の預言(左から)
     預言者と巫女が下で行われている受胎告知を覗いている
13. 預言者ゼカリア 14. エリトレアの巫女 15. クマエの巫女 16. 預言者ミケア
中 段
受胎告知 (左から)
17.大 天使ガブリエル
18. 街の風景(ゲント) 19. 室内
(マリアの純潔と聖餐の儀式の象徴)
20.お 告げを受けるおとめマリア
下 段
寄進者た ち(左から)
21. 祭壇画の寄進者ヨース・ヴェイト
22.15世紀に教会堂の守護聖人でもあった 洗礼者聖ヨハネ
23.主題がとられた「黙示録」の著者、福音 史家(福音書記者)聖ヨハネ
24. 寄進者の妻エリザベト・ポルリュート

リーフレットから
#神秘の仔羊
 ヒューベルトおよびヤン・ヴァン・エイクの作品−− 1432年に完成
 フランドル派(15世紀)の主要作品で、中心主題は、キリストの犠牲による人間の救いと聖化の天国における賛美となっています。
 この主題は叙述とか劇的効果に訴えるよりも、むしろ神秘的に示されています。
 作品は乾燥油地の上に、水性絵具で、樫の板に描かれています。
 美しい色彩、緻密な細部、雄大な構想に目をお向けください。
#1952年の修復後、ヴェイト礼拝堂の壁に書かれた言葉
 この聖なる美術作品は、信心深い人たちによって狂暴な聖 画像破壊者を免れ、3回の戦争をくぐって来た。
 他所に移されたことも何度かあったが、町の人たちはいつもその帰りを喜んで迎えた。
 火災をくぐり抜け、時間の経過によるいたみにも耐えて、光栄と華麗さをとりもどし、神の愛を歌っている。
#面の外わくに書かれた言葉
 ヨース・ヴェイトの要請により、きわめてすぐれた画家 ヒューベルト・ヴァン・エイクが作品に着手し、伎倆面では兄に次ぐ弟のヤンがこの大仕事を完成しま した。
 1432年5月6日、寄進者ヴェイトは、この文面によって本作品を貴下の配慮にゆだねます。